2006年9月号

広告は何をたくらんでいるのか
Advertising overload

 

消費拡大主義、グローバル化された世界観、広告の「楽しさ」...大衆広告は大胆不敵にしつこく商品以上のものを押しつけてくる。それは、NI 自身が受け入れて掲載しているような小規模広告とは違う類のものだ。世界の巨大企業の資金力に支えられ、きらびやかな広告はかっこよく人々を魅了する文化への渇きをつくりだし、そこへ大企業が水を持って現れる。広告依存症、それがほとんどのメディアの実情である。この業界では、最も洗練されたクリエイティブな人材が働き、広告ビジネスは消費者の脳に訴えかけるための最高の手法を多大な努力のなかで考え出している。果たして、そのトリックの世界には何が隠されているのだろうか。

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● NI No.393 目次 ●


(本文は英語です)


*<NIJ>の表示がある記事は、NIジャパンに翻訳が掲載されています。


2 広告業界が駆使する魔術とは<NIJ>
広告ビジネスの誘惑を調べ、その策略をディンヤル・ゴドレジが探る。

6 広告に込められた意味<NIJに一部掲載>
実際の広告を見ながら、その内容とメッセージを分析する。

8 広告に見るインド女性のイメージ<NIJ>
インド女性に急激な変化をもたらしている外国の文化。広告の中と実際の世界でどのような変化が現れているのか、マリ・マーセル・テカエカラが報告する。

10 ブランド名はジーザス<NIJ>
私たちの思考と感情に、広告はどのように影響を及ぼしているのだろうか。ジーン・キルボーンの考察。

13 消費社会へと引き込むマーケティング
欧米の多国籍企業は、西洋的な嗜好と生活スタイルを中国に広めようと必死である。しかしそれに対して中国人は、あまりにも無防備に見える。

14 子どもたちを狙え<NIJに一部掲載>
子どもたちの心を盗む巨大ブランドのやり口。

16 選挙運動とキャンペーン
近年世界のあちこちで、広告代理店やキャンペーン企業が中心となって行う選挙運動が増えている。政治家を売り込むそのような手法は、政治にどんな影響を及ぼしているのか。ラテンアメリカの例を見てみよう。

17 キャンペーンのしっぺ返し
インド人民党が「India shining」をキャッチフレーズに行った国の発展をたたえる大々的なキャンペーン。しかしそれは、インド人民党が2004年の選挙で敗北する原因の一つとなった。

18 広告の妄想と企業の現実
企業はどのようなイメージでどんな現実を覆い隠そうとしているのか。トヨタ、ユニリーバ、スターバックス、トミー ヒルフィガー、BPの妄想と現実を分析する。
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21 反逆のパロディー広告<NIJに一部掲載>
でっかい目障りなやつに一撃を見舞ういたずら。

22 世界のニュース<NIJとメールマガジンに一部掲載>
ドーハに死す(貿易)/奴隷制と石油(エネルギー)/環境の戦死(中東)/もう一つのワールドカップ(スポーツ)/戦場からのブログ(レバノン)/ほか

25 ワールドビーターズ
1968年の独立以来、多くの血が流されている赤道ギニア。1979年にマシアス・ンゲマ大統領を殺害してテオドロ・オビアン・ンゲマ・ンバゾゴが大統領に就いた後もそれはほとんど変わっておらず、彼はことあるごとに野党へ厳しい弾圧を行っている。

26 ミクスト・メディア
本・映画・音楽の紹介

28 南の国からの一コマ
親族から疎まれたり世話を見てもらえないなどの理由で高齢者たちが集まるネパールのカトマンズの施設。そこで詩を読み聞かせる老女を撮った。

29 イスラエルで考える
レバノン攻撃の目的はどこにあったのか。また、イスラエルの人々は、今回の戦争をどう見ていたのか。

30 エッセイ ―― 爆撃を受ける10代の声
爆撃の阿鼻(あび)叫喚の中、レバノンの子どもたちは何を思っていたのか。17歳のリポーターが14歳から17歳の子ども4人にインタビューを試みた。

32 ビッグバッドワールド
世界を翻弄する石油の現状。

33 社会を揺さぶる人々
ガーナの首都アクラ近くにあるリベリア人の難民キャンプで新聞を発行するセマンティクス・キング・ジュニアのインタビュー。

34 読者の声

35 モーリシャスからの手紙
ヒンズー原理主義者による芸術への弾圧。

36 世界の国のプロフィール ―― ベナン<NIJ>


 

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NIジャパン No.81目次

(本文は日本語です)

 

 イントロダクション ― メディアの受け手から読み手へ

2 広告業界が駆使する魔術とは (NI p2-5の翻訳)

 仏教もヒンドゥー教も、世俗の喧噪から遠ざかるよう勧めている。その素晴らしき隔絶により、物質世界は脱皮した皮のごとく自己から遠ざけられたものとなり、冷静な思考が可能になるという。そうした悟りの後に再び世俗に戻る場合、宗教がどのようなアドバイスをするのかは私には分からない。最初の宇宙飛行士たちもまた、宇宙に浮かぶ地球を遠くに眺めた。それは、まさに地球の(そして私たちの)脆弱さと、欠くことのできない一体感という共通意識を刺激するものだった。
 私たちが暮らす日常にはさまざまな世界がある。中には、人々の注目を一身に浴びようと、苦労を惜しまずうわべを取り繕い、中身の無いことをでっち上げるという世界も存在する。2005年、米国のテキサス州クラークの住民125人は、DISHネットワーク社の無料ケーブルTVと引き換えに、町の名前を「ディッシュ」に変更する契約を結んだ。世界によっては、おかしな企業PRのための町名変更など何とも思わないのだろう。

・・・・・・ 続きはNIジャパン誌上でご覧ください

10 広告に込められた意味 (NI p6-7の一部翻訳)

13 広告に見るインド女性のイメージ (NI p8-9の翻訳)

14 ブランド名はジーザス (NI p10-12の翻訳)

 最近のスーリー社の自動車用キャリアの宣伝で、子どもが後部座席に乗ってシートベルトをしている広告があった。子どもの隣には、スポーツ用品一式が丁寧にチャイルドシートにくくりつけられている。その宣伝コピーは「私たちはあなたの大切なものを知っています」というものだ。今ひとつぴんとこない人は、その後に続く言葉を見れば気付くだろう。「あなたの道具はより重要なものです」
 また別の広告では、魅力的な若いカップルがベッドの中にいる姿を描いていた。男性が女性の上にいて恐らくその行為の最中なのだろう。しかしその女性の顔は完全に雑誌の下に隠れており、その雑誌の見開きページには自動車の写真がある。男性は情熱的にその自動車を見つめている。その宣伝コピーは「最高の魅力」である。

・・・・・・ 続きはNIジャパン誌上でご覧ください

26 反逆のパロディー広告〜目障りなやつらをやっつけろ
    (NI p21の一部翻訳)

28 子どもたちを狙え (NI p14,15,20の一部翻訳)

31 コンタクトポインツ
今月のトピックをもっと深く知りたい、何か行動したいという人のための日本国内の情報源。

32 世界の国のプロフィール ― ベナン(NI p36の翻訳)

36 世界のニュース(NI p22-24からの翻訳)
・奴隷制と石油(エネルギー)
・環境の戦死(中東)

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