2006年1/2月合併号

スラムで生きる人々とその将来
Squatter Town - The South's urban explosion

 

南の国々では、スラムに住む人口が将来過半数を超えると見られているが、もしもそうなればそれは人類史上初めての事態となる。すでに6人に1人はスラム居住者で、その数は30年で倍になると予測されている。職探しに苦労し、日々生きていくだけで精いっぱい。そんなスラムというコミュニティーに生きる人々の毎日は厳しい闘いである。今月のNIでは、スラムで生きる人々の現状世界各地から報告する。

この号のご注文画面へ

 

 


● NI No.386 目次 ●


(本文は英語です)

2 ようこそスクォッター・タウンへ <NIJ>
不法居住者(スクォッター)の数は、2030年までに20億人を超えるだろう。都市で生き抜くべくさまざまな知恵を絞って生活する彼らの姿を、Richard Swiftが報告する。

4 丘の上に暮らす人々 <NIJ>
リオのファベーラ(ブラジルのスラム)に住む詩人、Gabriela Tôrres Barbosaが、ファベーラで生きるということをエッセイと詩でつづる。


7 スラムのスラング
世界各地のスラムで使われている特別なスラング(俗語)について。

8 自らの手で将来を築く
2年間にわたってさまざまな場所でスクォッターと暮らしてきたRobert Neuwirthが、コミュニティー発展の原動力となった人々について振り返る。

10 安定した居住権を求めて
昔から住んでいる土地を追い出されないよう運動を続けるバンコクのスクォッターたちについて、Richard Swiftの報告。

14 人生いろいろ <NIJ>
スクォッターと一口に言っても、人それぞれ事情が異なり、生きていくためにさまざまな暮らしをしている。一体彼らはどんな暮らしをしているのか? バンコクのスクォッターの生活を見てみよう。

16 スクォッターとブルドーザー <NIJ>
アフリカでは、暴力的な方法で次々とスクォッターの住居が取り壊されている。さまざまな理由をつけて力ずくで問題を解決しようとするアフリカの国々についてAndrew Meldrumが報告する。

18 都市人口の爆発 ― その事実
  ⇒この記事の翻訳を読む(Online Reportへ)

20 スラムで活躍する人々 <NIJ一部掲載>
強い意志を持ち、住民の先頭に立って活動する人々の横顔を、インド、フィリピン、ナイジェリア、ベネズエラ、エジプト、スリランカから紹介する。

24 世界のニュース <NIJ一部掲載>
津波後に生じた和平の危機(スリランカ)/左派虐殺の過去(イラン)/再生可能エネルギーの成長/他
PLUS:スピーチマーク〜世界を読み解く言葉
PLUS:ビッグバッドワールド

27 ワールドビーターズ
アフリカはこれからもボブ・ゲルドフに頼っていかなければならないのだろうか? LIVE 8が終った現在、多くの人々はノーと答える。

28 NIクロスワードパズル

29 社会を揺さぶる人々 <メルマガに掲載→メルマガのお申し込みはこちら>
2005年11月に放送が始まったラテンアメリカTVチャンネル「teleSUR」。このチャンネルは南の視点を持って報道しており、その視点が米国議会を慌てさせている。teleSURのアラム・アーロニアン会長に話を聞いた。

30 モンテビデオで考える
ホンジュラス、エルサルバドル、メキシコを旅し、米国経由でウルグアイに戻ったEduardo Galeano。彼はウルグアイの空港で受け取った荷物の異変に気付いた。荷物にかけておいた鍵は消え去り、その中には「荷物チェックについて」という米国空港当局のお知らせが1枚入っていた。

32 ミクスト・メディア
本・映画・音楽の紹介

34 エッセイ――帝国の分析
最近、特に研究者の間で帝国が再び話題に上るようになってきた。 左派のマイケル・ハート&アントニオ・ネグリから右派のニオール・ファーガソンまで、彼らは帝国をどう評しているのか。Richard Swiftのレビュー。

38 読者からの手紙

40 世界の国のプロフィール ―― エクアドル<NIJ>

 

ページトップへ

*<NIJ>の表示がある記事は、NIジャパンに翻訳が掲載されています。

NIジャパン リニューアル版完成!

A4 → A5サイズ
12ページ → 40ページ

読みやすく、翻訳量もアップ、印刷品質も向上して読
みやすくなりました。この機会にぜひお試しください。

NIジャパン No.74 目次

(本文は日本語です)

 

 イントロダクション ― 拡大するスラム

2 ようこそ、スクォッター・タウンへ Welcome to Squatter Town
不法居住者(スクォッター)の数は、2030年までに20億人を超えるだろう。都市で生き抜くべくさまざまな知恵を絞って生活する彼らの姿を、Richard Swiftが報告する。
 *(NI p2-3の翻訳)

 誰も目をつけていない隙間があれば、それがどこであろうと間に合わせの住居が次々と現れる。それが現在の都市風景の特徴的な要素となっている。これまで南の国々で中心的だった自給自足農業に基盤を置く生活がますます困難になるにつれ、人々は他の可能性を模索するようになっている。地元商店などで見るテレビや、はたまた親戚との会話の中でも、上海からハルツーム[訳注:スーダンの首都]に至るまで、聞こえてくるのは「都会に行こう」という言葉だ。この言葉は、辺境の村々においてでさえ人々の心を揺さぶっている。さらにまた、新自由主義という市場と豊かな者たちのためのシステムが広がることにより、持たざる者が社会の隅に押しやられ、彼らを都市へ「押し出す力」と都市に「引き寄せる力」が作用し、2030年までには20億人以上が不法居住者(スクォッター)となるだろう。そうなったとき、世界の4人に1人が、都市を取り囲む貧困層コミュニティーの公的には他人が所有する土地に住むということになる。

・・・・・・ 続きはNIジャパン誌上でご覧ください

6 丘の上に暮らす人々 At the top of the hill
リオのファベーラ(ブラジルのスラム)に住む詩人、Gabriela Tôrres Barbosaが、ファベーラで生きるということをエッセイと詩でつづる。
 *(NI p4-6の翻訳)

13 人生いろいろ Snapshots from shantytown
スクォッターと一口に言っても、人それぞれ事情が異なり、生きていくためにさまざまな暮らしをしている。一体彼らはどんな暮らしをしているのか? バンコクのスクォッターの生活を見てみよう。
 *(NI p14-15の翻訳)

17 スクォッターとブルドーザー A tsunami of demolitions
アフリカでは、暴力的な方法で次々とスクォッターの住居が取り壊されている。さまざまな理由をつけて力ずくで問題を解決しようとするアフリカの国々についてAndrew Meldrumが報告する。
 *(NI p16-17の翻訳)

ジンバブエ政府がブルドーザーを使うのは、反対派の住居を取り壊すためなのかもしれないが、そうしている間にも大規模な強制立ち退きの問題がアフリカ中に広がっている。

 「ここも津波にやられたんだ」。ジンバブエ人たちは、昨年5月にロバート・ムガベ政権が貧しい住民に対して行った住居の一斉取り壊しのことをこう言い表す。警察と軍が首都ハラレのあちこちに押し寄せ、建築基準を満たしていないとして家々を破壊した。まるで壊滅的な自然災害にでも遭ったかのように、隣近所まですべてが破壊された。
 ハットクリフ地区選出の野党議員トゥルーディー・スティーブンソンは、「どこを見回しても破壊された家ばかりだ」と語る。この地区では400軒以上が破壊され、ほぼ壊滅状態になっている。「それはまるで反アパルトヘイトの映画『遠い夜明け』で見た南アフリカの強制撤去の風景のようだった。そんなことがジンバブエで起きるなんて想像もしてなかった」
 住民によればハットクリフ地区の住宅は、米国の援助プロジェクトの一環として建設され、必要な許可は得ているはずだという。だが、モスク、教会、孤児院、診療所までもが破壊された。

・・・・・・ 続きはNIジャパン誌上でご覧ください

23 スラムで活躍する人々 Squatter citizens
強い意志を持ち、住民の先頭に立って活動する人々の横顔を、フィリピン、ベネズエラ、ナイジェリアから紹介する。
 *(NI p20-23の一部翻訳)

29 コンタクトポインツ Contact Points
今月のトピックをもっと深く知りたい、何か行動したいという人のための日本国内の情報源。

31 世界のニュース Currents
津波後に生じた和平の危機(スリランカ)/スピーチマーク〜世界を読み解く言葉
 *(NI p24-26の一部翻訳)

33 世界の国のプロフィール Country Profile ―― エクアドル
 *(NI p40の翻訳)

 

NIジャパン目次トップへ

 

 

 

 

 



●本誌のご注文はこちら
  ●バックナンバーリストへ