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2005年12月号
真実と向き合う〜正義をもって大量虐殺を裁くために |
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人類の歴史を振り返れば、実にさまざまな方法でジェノサイドが行われてきた。通常その加害者たちは、罪に問われることもなく恵まれた隠居生活を送ってきた。しかしいくつかの国々において、そのような者たちに裁きを求める声が上がり、少しずつその成果が現れている。国際刑事裁判所などの国際機関も、以前は罪を逃れていたような独裁者たちに対して追及を始めている。今月のNIは、人道に対する罪を犯した者たちを裁く最近の試みについて報告する。 |
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2 犯罪と裁き 6 虐殺の記憶 7 真実究明委員会とは何か 8 帰らぬ人を忘れない 9 ジョージ・ブッシュの順番はいつか? 10 憎しみと再生 12 真実を求める闘い 15 母親の勇気 16 コミュニティーの司法制度 18 エルサルバドルの真実と米国製ファンタジー
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20 犯罪者には裁きを 22 世界のニュース 25 ワールドビーターズ 26 ミクスト・メディア 28 南からの写真 29 ラゴスから考える 30 エッセイ――たそがれのブリクストン 32 ビッグバッドワールド 33 波風を立てろ 34 読者からの手紙 36 世界の国のプロフィール ―― アフガニスタン
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● NI-Japan No.73 目次 ●
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1 犯罪と裁き(NI p2-5の翻訳) デジレ・ミュニャメザの頭には、「法律の長い腕」[訳注:法律を域外で適用すること]という、よく使われる表現が特にはっきりと響いているに違いない。5年前に中部アフリカの祖国ルワンダを離れ、1万6千キロかなたのフランス語圏モントリオールへと渡って来た時には、彼はよもや自分が過去の出来事に縛られることになるとは考えもしなかっただろう。 しかし現実は甘くなかった。 今年10月、5年前に成立したカナダの戦争犯罪法が初めて適用され、39歳のミュニャメザは犯罪者として逮捕された。彼は、大型のなたを振り回したフツ族のギャングたちが、100日間で100万人にも上る少数民族ツチ族を殺した1994年の虐殺に関与したとして罪に問われたのだ。6年の捜査の末、カナダ騎馬警官隊(カナダ連邦警察)は、2件のジェノサイド(集団殺りく)、2件の人道に対する罪、3件の戦争犯罪により彼を起訴した。 国連人権高等弁務官であり、旧ユーゴスラビア国際刑事裁判所主任検察官を務めたルイーズ・アーバーは、「長い間望まれようやく実現した、事実解明に責任を持って取り組む」ためのステップの一つだと述べて、この逮捕を賞賛した。ルワンダにかかわる世界の人権活動家もこれに同意した。それはもっともな反応だったといえる。
第二次世界大戦後のニュルンベルグ裁判では、ヨーロッパのユダヤ人やロマ民族などを対象にナチスドイツが実行した組織的大虐殺の恐ろしい詳細が明らかになり、人々を震撼(しんかん)させた。そして、ホロコーストの再発を確実に防ぐため、「過ちは繰り返さない」が合い言葉となった。しかし過去50年を振り返れば、人類は人権に対する最も暴力的で恥ずべき危険な攻撃を何度も体験してきた。そしてホロコーストの時と同様に、近年の大虐殺の真相解明も迅速に行われるとは限らない。 ・・・・・・ 続きはNI-Japan誌面でご覧ください 8 Contact Points 11 Information 12 世界の国のプロフィール − アフガニスタン(NI本誌p36の翻訳) |
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