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2005年7月号 |
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インドのリーラべンは、糞を入れたかごを頭に載せて運ぶ作業に彼女の一生を捧げてきた。欧米では、結婚相手がどの社会身分に属するかをいまだに気にする人々がいる。日本では、部落の人に対する憎しみをあおるためにインターネットが使用されている。 |
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2 読者からの手紙 4 南からの写真 5 南の視点 6 世界のニュース 9 カースト制度に立ち向かう 13 カースト制度とは 14 まとわりつくカーストの意識 16 KR・ナラヤナン元大統領のインタビュー 18 身分による差別 ― その事実 20 バラモンとして 22 マリアンマの屈辱 |
24 ネパールのダリットの現状 25 私の受けた結婚差別 26 アフリカのカースト制度 28 アクションと書籍の紹介 29 ワールドビーターズ 30 ミクスト・メディア 32 ビッグバッドワールド 33 波風を立てろ 34 エッセイ―命をかけたラクダレース 36 世界の国のプロフィール ―― ソマリア |
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● NI-Japan No.68 目次 ●
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1 カースト制度に立ち向かう(NI p9-12の翻訳) 「雨期には」と、その女性は語りはじめた。「とてもひどい状態になるの。糞に水が混じって、(頭に載せて)運ぼうとするとカゴからしたたって、服や体、顔にかかるの。家に戻っても食欲のわかない日も少なくないわ。服からも、髪からも、臭いがとれないのよ。でもそれが私たちの運命。子どもを養うためには、ほかにどうすることもできないわ」 ナラヤナンマは13歳で糞尿清掃をはじめ、いまでは35歳になった。清掃の際の悪臭といったら実に耐えがたいものだ。彼女はまず糞をかき集める。次に平たいブリキ片2枚を使って、集めた糞を竹製のカゴに入れ、トラクターの来る収集所まで運ぶ。手袋はないし、手を洗うための水もない。彼女はサリーをしっかりとたくしあげ、糞尿に触れないよう気をつける。しかし、一日中、服にも体にもうっかりつけてしまわないようにするのは不可能だ。 彼女は20年あまりこの仕事を続けているが、その仕事内容とは明らかに異なる尊厳にこだわってきた。その身なりは、無垢と言っても過言ではないほどきちんとしたものだ。油をつけてていねいになでつけられた髪は、ジャスミンの花で飾られている。 ナラヤナンマを含む80万人のトイレ清掃人は、インドのカースト制度の最下層に位置する人々だ。彼らは、他の誰からも忌み嫌われており、その一生を徹底的に排除されて暮らす。そんな彼らは、誰も見たくないと思っている「インドのもう一つの顔」なのだ。進歩し、ハイテクを有し、「核を保有しており、もはや第三世界ではない」とするインドの顔とは対照的なものだ。 7 Reportimg from Japan 10 Contact Points 11 Information 12 世界の国のプロフィール − ソマリア(NI本誌p36の翻訳) |
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