2005年4月号   ストリートチルドレン Street children
 

ストリートチルドレンは普段どのような生活をして何を考えどう世間から扱われているのか。激しくも素晴らしい勇気あふれる子どもたちの生きる物語を取り上げる。マンホールでの生活から売春まで、私たちの想像をはるかに超えた苦悩を子どもたちは明かしてくれる。しかしまた、そんな彼らの話からは素直な気持ちや広い心がうかがえ、将来への望みを抱かせてくれるものでもある。今月は、ストリートチルドレンの生の声を直接みなさんにお届けする。

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● NI No.377 目次 ●


(本文は英語です)

2 読者からの手紙

4 スペシャル・リポート ― 世界を揺るがした津波
津波被害を受けたアジア各地のその後の様子を報告する。

9 行間から真実を読むことのすすめ
子どもたちの語る言葉に、なぜじっと耳を傾ける必要があるのか。
by Dinyar Godrej

10 ドルジョン: 「人生は一度だけ」
凍りつくようなモンゴルで、下水溝を寝ぐらとして生き延びる少年。
Interview by Lutaa Badamkhand

13 魚の頭と信念
ストリートの子どもたちが撮った写真。

14 タンヤ: 「飢え死にするくらいなら、AIDSで死んだ方がまし」
路上で身体を売りながら暮らす少女(ハラレ、ジンバブエ)。
Interview by Stanley Karombo

16 リカルド: 「この世で唯一嫌いなものは警察だ」
昼は宗教デザインのカードを売り、夜は暴力におびえながら生活する少年(モンテビデオ、ウルグアイ)。
Interview by Jenny Smith

18 ストリートチルドレン ― その事実
 ⇒Online Reportを読む

20 ニコール: 「訳あって路上生活をしてるけど、もう後悔してないわ」
物乞いの生活から教育の大切に気付いた少女(トロント、カナダ)。
Interview by Noreen Shanahan

22 ルクシャナー: 「恋に落ちるのは簡単だけど、我慢するのは大変よ」
少年たちを信用できない働き者の少女(ムンバイ、インド)。
Interview by Dionne Bunsha

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25 リーン・ジョイ: 「望みを失ってはいけない、きっとかなう時がくる」
決意と望みを胸に前向きに進み続ける少女(マニラ、フィリピン)。

26 ジャック: 「僕はこんな人生を歩みたい」
絵を描きながら空想にふける少年(マニラ、フィリピン)。

28 何かしたいと思ったら、さあ行動しよう

29 南からの写真
社会のモラルからはずれた行動をとったとして酸を浴びせられた女性たち。彼女たちの再出発となる演劇が上演された。
by Abir Abdullah(バングラデシュ)

30 ミクスト・メディア
本・映画・音楽の紹介

32 ビッグバッドワールド
死神がいざなうその先は。
by Polyp

33 波風を立てろ
「名誉殺人」撲滅キャンペーンに身をささげるヨルダン人ジャーナリスト、ラナ・フセイニ。

34 エッセイ ― フェアトレード売ります
金融市場での資金調達、承認マークを大企業に発行……現在フェアトレード運動に何が起こっているのか。
by David Ransom

36 世界の国のプロフィール ―― ビルマ

 

 

 

● NI-Japan No.65 目次 ●

(本文は日本語と一部英語です)

 

    

1 行間から真実を読むことのすすめ(NI p9の翻訳)

 12歳のジャックにとって、これまでの人生は楽なものではなかった。彼は午前中いっぱいかけて、私たちにストリートでの生活を語ってくれたが、彼の話はあちこちに飛んで脈絡のないものだった。後にその時の取材テープを書き起こしてみると、彼が必死になって言おうとしていたことはほんのわずかな文章に凝縮されることが分かった。つらい思い出なのにしっかりと向き合って語ってくれたジャックに感謝し、彼がその日の糧を得るために使うべきであった時間を奪ってしまったことに気付いた私たちは、ジャックとその家族に必要なものを買いに行こうと、彼を誘った。
  彼はこう答えた。「『買い物』って何?」 この単純な質問は彼の置かれた想像以上に厳しい環境を物語っていた。そして私たちは、安易に同情していた我が身を恥じた。
    ・・・・・・ 続きはNI-Japan誌面でご覧ください

2 ドルジョン: 「人生は一度だけ」(NI p10-12の翻訳)

 14歳のDolgion(ドルジョン)は、モンゴルの首都ウランバートル近郊の下水溝に住んでいる。暑苦しく強い悪臭を放つそのスペースのほとんどは、2本の太い暖房パイプで占められている。足の下を通る下水パイプからは腐敗したゴミや汚物の混ざった臭いが漂ってくる。
  僕たちは「下水キッズ」と呼ばれ、人々から嫌われています。僕はここに住んで4年になります。僕は以前、[ウランバートル郊外]ヤーマグ(Yarmag)地区のゲル[フェルトで覆われた遊牧民の円形の伝統的住居]に住んでいました。お母さんは病院で看護師として働いていました。お父さんは僕の覚えている限り働いたことがありません。ある日、お父さんが数日いなくなりましたが、帰って来るとプラスチックのピストルをプレゼントしてくれました。一生の思い出です。
    ・・・・・・ 続きはNI-Japan誌面でご覧ください

6 ニコール: 「訳あって路上生活をしてるけど、もう後悔 してないわ」(NI p20-21の翻訳)

 私は小さな町で育ちました。妹がまだ赤ん坊の頃、両親は離婚。家は貧乏でしたが、母さんが仕事をしてた覚えはありません。でも私の学校で、何かボランティアをしてたと思います。服は施設や古着屋で手に入れました。辛かったけど母さんとはいつも一緒でした。母さんにこう言ったのを覚えています。「ずっと子どものままでいたいな。でも、もしも大きくなっても、お母さんをひとりにはしないよ」
  学校は楽しかった。何かと注意して私を変えようとするまでは。13歳になると、自分のことは自分でするようになって、自分自身について考えるようになるものです。だぶだぶの服を着てた私は、学校でもめ事に巻き込まれるようになりました。その頃でした、母さんが継父と知り合ったのは。私を嫌う継父にはよく殴られました。お前なんか自分ではどうしようもないひどいトラブルに巻き込まれていくんだと、言われました。でも彼こそがそのどうしようもないトラブルのもとだったのよ! ある時、継父は何度も何度も私の頭を机に叩きつけたんです。たまらず本当の父さんに相談しました。でも父さんは、継父の家なのだから彼はやりたいようにできるんだよというようなことを言いました。それはショックでした。私は本当に独りぼっちで、自分ひとりで生きていくしかないんだと感じました。
    ・・・・・・ 続きはNI-Japan誌面でご覧ください

8 Reportimg from Japan
*日本の若者が見たストリートチルドレン
  ・初めてストリートチルドレンの生活に触れた大学生が見たこと、感じたことをつづった。

10 Contact Points
・海外でストリートチルドレンを支援している日本の団体について

11 Information
・NI読者からのリポート(スマトラ沖地震津波被害の現場から)
     〜本当の英雄は現地の人々だった (NI p7の一部翻訳)
・次号のご案内、編集後記など

12 世界の国のプロフィール − ビルマ(NI本誌p36の翻訳)

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